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詩集 「魂の花束」
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両親へ、歌の捧げものとして編んだアンソロジー。
生きることの味わい深さを思い、
そして、とりもなおさず、感謝について、胸に手を置く日々があった。
イメージや響きを楽しむだけではなく、
一文一文立ち止まり、考えること。
そのように味わう読書があってもいいと思う。
そして、三行目には、目をつむったまま、
遠く、しずかな風の音に耳を澄ますのもいいかもしれない。
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詩には、あまりに個人的な思いを書いたつもりではないが、
親への感謝という言は、ともすれば、紋切り型の言葉になってしまうきらいがある。
けれども、鶴見俊輔氏曰く
「極限のところではその紋切り型の言葉がものを言う」と谷川俊太郎氏との対談で語られていた。それに「共感」した谷川さんの態度に、初め、新鮮さを覚えた。
それは、谷川さんが、紋切り型の言葉を避けるところに、現代詩の詩作がある、と常々言ってきたからだ。
その「極限のところ」とは何だろう――。
書き手は涙で書かねばならないのだ。
十分に、言葉を選びつつ。
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人はいつから、その意味で、泣かなくなるのだろう。
美しい涙を流さなくなるのだろう。
人前では、もちろん慎むべきことだと思うが、
暗涙胸に流す、良心を持たねばならぬと思う。
その一筋の流れが、世を光り、輝かせてくれるのだと思う。
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稲尾教彦の、第三詩集。
2025年12月20日発刊。
画:清水美紅
装丁:重松日香里
B6版/全43頁。
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